欧州移籍の伊藤涼太郎、新潟ファンへ惜別メッセージ 「こんなに好きになったクラブはありません」

伊藤涼太郎が京都戦で新潟ラストマッチを迎えた【写真:徳原隆元】
伊藤涼太郎が京都戦で新潟ラストマッチを迎えた【写真:徳原隆元】

ベルギー1部シント=トロイデンへ完全移籍で合意、京都戦が新潟でのラストマッチに

 ベルギー1部シント=トロイデンへ完全移籍するJ1アルビレックス新潟のMF伊藤涼太郎が、6月11日のリーグ第17節・京都サンガF.C.戦(1-3)後、ホームのサポーターに向けて惜別メッセージを送った。試合後のセレモニーで伊藤は「次に皆さんの前に立つ時は日の丸を背負って立ちたいと思います」と決意を示した。

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 伊藤は作陽高校から2016年に浦和レッズに入団。翌17年に水戸ホーリーホックへ育成型期限付き移籍し、19年に大分トリニータ、20年に浦和へ復帰するも、21年にふたたび水戸へ加入した。22年から新潟に完全移籍すると、昨季はJ2リーグで42試合9得点し、J1へ昇格した今季は16試合7得点でブレイクを果たした。

 今月5日にシント=トロイデンへ完全移籍することで合意。新潟の本拠地デンカビッグスワンスタジアムで行われた京都戦が移籍前ラストマッチとなった。京都戦では持ち前のテクニックでゴールに迫ったものの、得点に関与できずチームは1-3敗戦。試合後にはセレモニーが行われ、ファンに向けて惜別メッセージを送った。

 伊藤は「シーズン途中の移籍を決断するのは苦しいものでしたが、海外挑戦への後押しをクラブがしてくれて感謝しています。新潟に来てから1年半、たくさんのことを経験しました。昨年J2優勝、J1昇格を達成し、苦しい時も嬉しい時も、サポーターたちは味方でいてくれました。勝っても負けても、熱い声援を感謝しています」と感謝を語った。

 さらに「初の海外挑戦をしますが、次に皆さんの前に立つ時は日の丸を背負って立ちたいと思います。1年半という短い間でしたがこんなに好きになったクラブはありません。期待をしていただき愛情を頂き、ありがとうございました」と続け、自身初の海外移籍でのさらなる飛躍を誓った。

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