スペイン紙が“キング・カズ”を大トリで絶賛! 「最年長ゴール記録」で世界のレジェンド入り

ワールドカップ最年長ゴール記録は、94年大会でカメルーン代表FWミラによる42歳

 30代を超えると“ベテラン”扱いを受けるほど、サッカープレーヤーの選手寿命は短い。そのなかで長きにわたってプレーし、ゴールを陥れる選手は欧州の地でも“レジェンド”扱いを受ける。スペイン紙「マルカ」は各国リーグ戦や主要国際大会の最年長ゴールを紹介しているが、そのなかに元日本代表で横浜FCのFWカズこと三浦知良も紹介されている。

 同紙の特集でまず触れられているのはワールドカップ(W杯)での最年長ゴールだ。1994年に行われたアメリカW杯グループステージ・ロシア戦に途中出場したカメルーン代表FWロジェ・ミラは1得点を挙げた。この当時の年齢は何と42歳で、今もその記録は打ち破られていない。

 ヨーロッパの強豪が集う欧州選手権での最年長ゴール記録は8年前のEURO2008で生まれている。開催国として出場したオーストリアの英雄で、名古屋グランパスに所属経験もあるFWイヴァン・バスティッチがポーランド戦でPKを決め、38歳257日の記録を樹立した。

 23歳以下の俊英が集うオリンピックでは、オーバーエイジ枠、そして「イギリス代表」という形での記録が残っている。2012年のロンドン五輪イギリス代表として出場したFWライアン・ギグスがグループステージUAE戦で、自身としては珍しいヘディングシュートでゴール。当時38歳243日で決めた一撃は五輪史に残る記録となった。

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング