レアル移籍内定の19歳ベリンガム、「新生マドリードの中心的ピース」と英紙が太鼓判
今季のデュエル勝利数は482回で、“デュエル王”の称号を獲得
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントで今季のブンデスリーガMVPに輝いたイングランド代表MFジュード・ベリンガムは、スペイン1部レアル・マドリードへの加入で合意に達した。まだ19歳だが、そのプレーはまるで30代のベテラン選手の風格すら漂う。英紙「ガーディアン」は、「新生マドリードの中心的ピース」になれるとベリンガムを称賛している。
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ベリンガムは今季のブンデスリーガで31試合に出場し、8得点5アシストを記録する活躍でリーグMVPに選ばれた。また、デュエル勝利数は482回で、昨季まで2年連続で日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)が獲得した“デュエル王”の称号も手にした。
先日、かねてから噂があったレアルへの移籍合意が発表され、移籍金はクラブ歴代2位の1億3000万ユーロ(約155億円)+ボーナス3000万ユーロ(約45億円)と伝えられている。レアルでプレーする6人目のイングランド人選手となる。
「ガーディアン」紙はそんなベリンガムについて、「誰もがほしがる理由がある。多くの理由、タッチ、ビジョン、パス、ゴール、タックルなどそのすべてだ。マドリードが彼を手に入れた。向こう10年以上にわたって続く彼の居場所がそこにある」と、攻守両面で発揮されるクオリティーを大絶賛。「(カルロ・)アンチェロッティが考えるどんなシステムにもフィットする資質を持っており、すべての中心的存在になる」と、若返りが進むレアルの主力選手としての期待の大きさを伝えている。
将来的にはクロアチア代表MFルカ・モドリッチと元ドイツ代表MFトニ・クロースというベテランコンビに代わる中盤の柱となるであろうベリンガム。今月29日にようやく20歳の誕生日を迎える男は、スペインの地でどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)