元仏代表FWベンゼマ、レアル退団をクラブが公式発表 「すでに最も偉大なレジェンドの1人」
サウジアラビア1部アル・イテハドからの関心も報じられている
スペイン1部レアル・マドリードは、主将の元フランス代表FWカリム・ベンゼマが退団することを6月4日に公式発表した。
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クラブからの声明はベンゼマについてのもので、「彼の輝かしい、そして忘れられない私たちのチームでの選手生活に終止符を打つことに合意しました。レアル・マドリードは、すでに最も偉大なレジェンドの1人である彼に、感謝と愛情を示したいと思います」として、今季限りで退団することを発表した。
ベンゼマは21歳の2009年にレアルに入団し、ラ・リーガ、スペイン国王杯、スペインスーパーカップとなどの国内タイトルに加え、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)やクラブ・ワールドカップ(W杯)といった国際タイトルの獲得にも大きく貢献。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや元ウェールズ代表ギャレス・ベイルと、黄金時代ともいわれる時期の攻撃陣も形成した。
また、レアルはベンゼマの記録が歴代5位の647試合出場で、353ゴールは歴代2位。また、クラブでラ・リーガと欧州カップ戦の両方の歴代2位のゴール数。また、CLでは歴代4位、ラ・リーガでは歴代4位のゴール数だとしている。
今後についてレアルは「行動とプロフェッショナリズムの見本であり、私たちのクラブの価値観を象徴するものでした。ベンゼマは、自分の将来を決める権利を得た。レアル・マドリードは彼の故郷であり、これからもずっとそうあり続ける。彼ら家族全員が、人生の新しいステージでベストを尽くすことを祈っている」としている。
現在はサウジアラビアからの高額オファーが舞い込んでいるという報道もあるベンゼマだが、レアルでのキャリアに区切りがつくことがはっきりした。今後の動向がさらに注目されることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)