「人生の中で1番いい景色」 ベンフィカ所属の21歳日本人GK、優勝カップにキス…感激投稿に注目「次はピッチで…」

ベンフィカU-23でプレーする小久保玲央ブライアン【写真:Getty Images】
ベンフィカU-23でプレーする小久保玲央ブライアン【写真:Getty Images】

ベンフィカがリーグ優勝、U-23のGK小久保が歓喜の投稿

 ポルトガル1部ベンフィカは現地時間5月27日、リーグ第34節(最終節)でサンタ・クララを3-0で下し見事4季ぶり38度目のリーグ優勝を決めた。U-23チームに所属する21歳のGK小久保玲央ブライアンも優勝カップを持ち、喜びのコメントを残している。

 開幕7連勝のスタートダッシュを切ったベンフィカは、勢いそのままに4節以降トップを維持。2位で追走するFCポルトと競り合いながら、最終節で勝ち点「3」をゲットし念願のタイトルを手にした。

 歓喜の輪に加わったのは、U-23のチームでプレーする小久保。柏レイソルの下部組織育ちで、ナイジェリア人の父親と日本人の母親を持つ。2019年1月にベンフィカへ移籍し、U-23チームで20年にはUEFAユースリーグで準優勝を経験した。21年3月にはベンフィカとの契約延長にサインをしており、将来トップチームでプレーすることも期待される。

 そんななか、小久保は自身の公式ツイッターを更新。「Campeõõões(チャンピオン) 昨日は人生の中で1番いい景色を見た」と言葉を添え、優勝カップにキスをする小久保の姿、同僚やファン・サポーターとともに歓喜の輪に加わる様子をアップしている。

 SNS上でも「おめでとうございます!」「素晴らしい」「世界中どこを探しても、これ以上の風景はないだろう」「次はピッチで味わえるといいね」とファンからコメントが寄せられた。

 トップチームへの昇格を目指す小久保にとって、歓喜の瞬間は大きなモチベーションになったに違いない。

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