ポルトガル2部カズ、途中出場→MOM受賞に敵将「理解できない」 “不満”を吐露「彼に賞を与えるのは…」

56歳でポルトガル2部に移籍をした三浦知良【写真:Getty Images】
56歳でポルトガル2部に移籍をした三浦知良【写真:Getty Images】

最終戦で後半19分から出場

 ポルトガル2部UDオリヴェイレンセの元日本代表FWカズこと三浦知良が現地時間5月28日の同リーグ最終節レイションイスSC戦(4-3)に途中出場した。後半19分からピッチに立ち、今季3試合目の出場となり、リーグの最年長出場記録を更新。キャプテンマークを巻いてプレーし、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)も受賞している。そのなかで敵将のビトル・マルティンス監督はこれを良く思っていないと現地メディアが報じた。

 昨季はJFLの鈴鹿ポイントゲッターズでプレーしていたカズは今年2月に横浜FCからの期限付き移籍という形でオリヴェイレンセに加入。プロキャリア38年目、2月に56歳を迎えたなかでクロアチアのディナモ・ザグレブに所属していた1999年以来23年半ぶりの欧州挑戦を実現させた。

 今季の最終節でカズは途中からピッチに立ち、ポルトガル2部の舞台でリーグ3試合目の出場を果たした。この日はノーゴールに終わったものの、リーグの最年長出場記録を更新し、試合後にはMOMも受賞した。

 だが、現地のポルトガルメディア「zero zero」は敵将のマルティンス監督が「7ゴールあった試合でどうして三浦にMOMを授与するのか理解できない。彼に賞を与えるのは侮辱的だと思う。ここはサーカスになってしまう」と試合後に語ったと報道。約25分間プレーし、同メディアは「このゲームの主役だった」としたが、「好まない人もいた」と伝えていた。

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