川崎DF登里享平、ゴールセレブレーションで“ヒヤリ” 肩痛める仕草も後半ピッチへ

川崎の登里享平【写真:Getty Images】
川崎の登里享平【写真:Getty Images】

ホーム柏戦の前半終了間際に追加点奪取

 川崎フロンターレは5月28日に行われたJ1第15節の柏レイソル戦で2-0とリードして前半を終えた。前半終了間際にはDF登里享平が見事なゴールを決めたが、その直後に等々力陸上競技場のファンがヒヤリとする場面があった。

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 立ち上がりから柏を圧倒した川崎は、前半21分に今季初先発のFW小林悠のゴールで先制する。その後もチャンスを作り続けたが、なかなか2点目が挙げられなかった。このままホームチームが1点リードでハーフタイムを迎えるかと思われた同アディショナルタイム、左サイドから仕掛けたのが、登里だった。

 左に大きく開いた位置でボールを持っていた登里は、ペナルティーエリア内のMF脇坂泰斗にボールを付けると、リターンパスを受けに走る。宮代から注文どおりの落としを受けると、右足を振り抜いて、ゴール右隅にボールを突き刺した。

 圧倒的に攻めながら、なかなか追加点が挙げられなかったチームにとって大きなゴール。流れのなかで鮮やかなゴールを決めた左サイドバックは、ゴールを飛び跳ねて喜ぶと、そこに小林も駆け寄って、歓喜の輪ができる……はずだったが、突然、登里が顔をしかめて左肩を抑えて倒れこんだ。

 ゴールにつながるシュートを放った際に相手との接触はなく、ゴールを喜び始めている時も問題がなかった登里だが、小林が駆け寄った際に左肩を痛めたようだった。チームメイトの輪が解けたあとも、登里は立ち上がれずに結局、そのまま担架に運ばれてピッチを出ることに。

 柏のキックオフから試合は再開されたが、アディショナルタイムはもともと1分だったため、キックオフ直後に前半は終了した。ピッチ外に運ばれた登里も、立ち上がって自分の足でロッカールームへ。価値ある追加点を挙げた2番の様子に、メインスタンドのファンは安堵するとともに、温かい拍手と声援を送って労った。

 なお登里は、後半も続けてピッチに立っている。

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