J初ゴールから豪快ゴラッソなど多彩! 神戸退団のイニエスタ、Jリーグで示した存在感に海外注目「キャリアそのものが全盛期」

神戸を退団するアンドレス・イニエスタ【写真:徳原隆元】
神戸を退団するアンドレス・イニエスタ【写真:徳原隆元】

7月1日の札幌戦がJリーグでのラストマッチ

 ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今夏限りで退団することを表明した。Jリーグに来て5年、数々のスーパープレーを見せてきたイニエスタに海外メディアも脚光を当てている。

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 39歳のイニエスタはスペイン1部バルセロナの下部組織出身。名門クラブでスペインリーグでは9回の優勝、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で4回の頂点に輝き、2018年に神戸へとやってきた。卓越したテクニックと戦術眼で攻撃を司り、クラブ初タイトルとなった19年度の天皇杯優勝などに貢献。21年5月に神戸との契約延長に合意し23年までの2年契約を締結したが、今季出場機会を減らしていたなかシーズン途中で退団を決断している。

 そんなイニエスタの衝撃プレーは、Jリーグの5年間でファン・サポーターを虜にした。米スポーツ専門局「ESPN」公式インスタグラムでは、そんなさまざまなイニエスタのプレーシーンをまとめてアップしている。

 元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキからのパスを、華麗なターンで相手をかわし決めたJ初ゴール。身体のワンフェイクからリターンされたボールをダイレクトボレーでカウンター弾につなげた衝撃のロングパス、正確無比のミドルシュートの数々など、惚れ惚れするシーンが複数収められている。

 海外ファンも「彼は今もなお素晴らしい」「レジェンドに敬意を表する」「バルサに戻ってきて」「史上最高のミッドフィルダーの1人」「キャリアそのものが全盛期」と絶賛の言葉を贈っている。

 Jリーグでのラストマッチは7月1日のJ1リーグ第19節・北海道コンサドーレ札幌戦。次の道に進むレジェンドは、どんなプレーを残りの期間で見せてくれるだろうか。

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