「世界を驚かせた」 日本サポーター、U-20W杯会場“ゴミ拾い”に現地驚き「模範的な行動取った」

日本人サポーターがごみ拾いを実施【写真:ロイター】
日本人サポーターがごみ拾いを実施【写真:ロイター】

日本人サポーター、セネガル戦の試合会場でスタンドの一角を清掃

 U-20日本代表は5月21日(日本時間22日)、アルゼンチンで開催されているU-20ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦でセネガル代表を1-0で下した。試合後、日本人サポーターがスタンドを清掃する姿が現地で話題を集め、アルゼンチンメディアは「世界を驚かせた」と伝えている。

 今大会のグループ初戦でセネガルと激突した日本は前半15分、主将のFW松木玖生(FC東京)がMF福井太智(バイエルン・ミュンヘン)からのパスを受けて左足ミドル弾を突き刺し先制。後半は押し込まれる展開になったものの、守備の踏ん張りが効き、1-0で勝利した。

 試合会場となったラ・プラタスタジアムには日本人サポーターの姿も見られたなか、試合後には国際大会ではお馴染みとなった清掃活動を実施。スタンドの一角でゴミ拾いをする行動は昨年のカタール・ワールドカップでも脚光を浴び、海外メディア上で喝采が送られたのは記憶に新しい。

 今大会でも地元アルゼンチンメディアから注目が寄せられ、「442.perfil.com」は「日本のファンは試合が終わると、スタジアムで自分たちが占拠していた場所を清掃し、世界を驚かせた」と報道。スタジアムを清掃するという美化精神が「国民に浸透している行動であることを改めて証明した」と驚きを持って伝えている。

 同メディアは日本人ファンによる清掃活動を「模範的な行動」と称賛。若き日本代表が優勝候補セネガルを撃破したなか、ピッチ外のシーンに熱視線が注がれていた。

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