「歴史に残るアジア人選手トップ20」を海外選出 中村俊輔でも本田圭佑でもない…日本の最高2位は?「偉大な男」

「歴史に残るアジア人選手トップ20」に長友佑都や本田圭佑ら日本人6人が選出【写真:Getty Images】
「歴史に残るアジア人選手トップ20」に長友佑都や本田圭佑ら日本人6人が選出【写真:Getty Images】

日本からは酒井宏樹や長友佑都ら現役選手も選出される

 海外のサッカー専門メディア「90min」フランス語版サイトが「フットボールの歴史に残るアジア人選手トップ20」を公開。日本からは現役選手を含む6選手が名を連ねた。

 同メディアは「2002年のワールドカップ(W杯)で準決勝まで勝ち進んだ韓国、前回大会(カタールW杯)で見事な成績を収めた日本などアジアのフットボールにも誇り高き歴史がある」としてアジアサッカーについて特集。歴史に残る名選手をランキング形式で紹介している。

 日本人選手は20人中最多タイの6選手が選ばれた。20位にフランス1部マルセイユでのプレー経験を持つJ1浦和レッズのDF酒井宏樹、14位にベルギー1部シント=トロイデンのFW岡崎慎司、そして12位にJ1のFC東京DF長友佑都と現役選手が名を連ねた。

 そして11位には先日カンボジアでのプロジェクト終了を報告した本田圭佑がランクイン。「日本代表として98試合に出場し、2010年のW杯では素晴らしい個人技で栄光を確固たるものとした」などと輝かしいキャリアを回想されている。

 7位に入ったのはセルティックなどで活躍し、昨季限りで現役を引退した中村俊輔氏。特にスコットランドでの活躍は欧州でも印象的であり、「マンチェスター・ユナイテッド相手に見事なFKを決め、セルティックサポーターの心に永遠に残る存在となった」と紹介されている。

 そして日本人選手の最高位は2位に入った中田英寿氏だった。日本人の海外挑戦がまだ一般的ではなかった時代にセリエAのペルージャへ移籍し、ローマではスクデットも獲得。その後もパルマ、フィオレンティーナなどイタリアのクラブを渡り歩いた。「日本人で史上最も才能ある選手の1人」「2006年に29歳で現役を引退した偉大な男だ」と称えられている。

 なお、堂々の1位はW杯3度出場の輝かしい経歴を持つ元韓国代表のキム・ジュソン氏だった。1989年から91年にかけて3年連続でアジア最優秀選手賞を受賞したアジアサッカー界のレジェンドだ。現役選手の最上位は4位に入ったトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンで、韓国からは日本と並ぶ最多タイの6人が選出されていた。

日本からは6選手、韓国からも6選手 トップ20の顔ぶれは?

 トップ20の顔ぶれは以下のとおり。

1位 キム・ジュソン(韓国)
2位 中田英寿(日本)
3位 パク・チソン(韓国)
4位 ソン・フンミン(韓国)
5位 チャ・ボムグン(韓国)
6位 アリ・ダエイ(イラン)
7位 中村俊輔(日本)
8位 アリ・カリミ(イラン)
9位 マジェド・アブドゥラー(サウジアラビア)
10位 ホン・ミョンボ(韓国)
11位 本田圭佑(日本)
12位 長友佑都(日本)
13位 サイード・アル・オワイラン(サウジアラビア)
14位 岡崎慎司(日本)
15位 モハメド・アル=デアイエ(サウジアラビア)
16位 ユニス・マフムード(イラク)
17位 キム・ミンジェ(韓国)
18位 アリ・アル=ハブシ(オマーン)
19位 オマル・アブドゥルラフマン(UAE)
20位 酒井宏樹(日本)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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