ベンフィカが有力視されるなか、ナポリのほかにミランも獲得に関心

　今季限りでドイツ1部フランクフルトを退団する日本代表MF鎌田大地は、その去就が注目されている。ポルトガル1部ベンフィカが有力候補に挙がるなか、イタリア1部ACミランも関心を強めているようだ。

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　鎌田は昨季、フランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ（EL）に貢献するなど、主力として活躍。今季いっぱいで契約が満了となるなか、クラブとの契約を延長せず退団を決断。来季の移籍先としてドイツ1部ボルシア・ドルトムントや、スペイン1部アトレティコ・マドリード、ポルトガルの名門ベンフィカ、イタリア1部ナポリが新天地候補として挙がっている。

　そのなかで、過去にも関心の噂があったミランの名前が再び浮上している。ナポリ地方を拠点とするイタリアメディア「DailyNews24」は「鎌田、ミランからサプライズオファー」と見出しを打ち、イタリアのスポーツ番組「Sportitalia」の移籍マーケット記者ルディ・ガレッティ氏が、「今後2週間は慎重に評価する機会となるが、月末までに判断が下されるだろう」と語ったことに触れるとともに、ミランとナポリの争いを展望している。

「ミランはナポリよりも鎌田大地の獲得レースで先を行っているようだ。彼らはもっといい条件を提示できるかもしれない。両チームは数百万ユーロを投じて競い合うつもりでいるようだ」

　鎌田はイタリアへ渡ることになるのか、争奪戦の行方に注目が集まる。