イニエスタ“第2の人生”を「日本が開いた」 来日後の愛着心に海外注目「生活に満足」

神戸でプレーするアンドレス・イニエスタ【写真:徳原隆元】
神戸でプレーするアンドレス・イニエスタ【写真:徳原隆元】

去就動向が注目のイニエスタ、日本に長くとどまった背景に韓国メディア注目

 J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは今年で来日5年目を迎えたなか、今夏限りでJリーグに別れを告げる可能性が浮上。海外メディアはスペイン人名手が日本に長く滞在した背景に注目し、「Jリーグで長い時間活躍できた理由は何か」と脚光を当てている。

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 38歳のイニエスタは、スペインの名門FCバルセロナで16シーズンプレーしたのち、2018年に神戸へ完全移籍で加入。卓越したテクニックと戦術眼で攻撃を司り、クラブ初タイトルとなった19年度の天皇杯優勝などに貢献した。2021年5月に神戸との契約延長に合意し、2023年までの2年契約を締結している。

 神戸との契約は今季いっぱいまでとなるため、イニエスタの去就動向が注目されていたなか、日本メディアの一部報道により今夏限りでJリーグを離れる可能性が浮上。現役続行、引退かは明らかになっていないものの、6月6日に国立競技場で行われるスペイン1部FCバルセロナと神戸の親善試合が花道になるとの見方もある。

 そんなイニエスタが2018年の来日後、日本に長くとどまってきた背景に韓国紙「朝鮮日報」が注目。「第2の人生を日本が開いた」との見出しで、記事では「イニエスタがJリーグで長い時間活躍できた理由は何か」の問いに対する答えを、海外メディア上のインタビューから導き出している。

「朝鮮日報」は米メディア「The Athletic」、スペインメディア「ASIA northeast」のインタビュー上で語ったコメントに注目。「彼は『日本でほかのことを考えられるもう一つの人生がある。日本行きは正しい決定であり、幸せだ』と話した。また、「ASIA northeast」では『サッカーを愛し、情熱がある限り日本で続ける。私と家族を受け入れてくれたところだ』と語り、日本での生活に満足した」と記し、日本への愛着心が芽生えた事実を伝えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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