マンCとのCL準決勝で先制ゴール、解説のファーディナンド氏も大興奮

　スペイン1部レアル・マドリードは、5月8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝第1戦のイングランド1部マンチェスター・シティ戦で1-1と引き分けた。この試合でブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが挙げた先制ゴールを元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が絶賛している。

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　ホームのレアルは前半36分、ヴィニシウスが放ったこの試合でチームにとって最初のシュートで先制する。ペナルティーアーク付近から右足で放ったボールは、ゴール左隅へ決まり、難しい試合展開のなかでリードを奪った。

　この試合を中継していた英スポーツ専門局「BT Sports」で解説を務めていたファーディナンド氏は、このゴールに大興奮。「ヴィニシウス！　これが彼にできることだ！　違いを作るんだ。違いだ。魂の強奪者だ！　魂の強奪者！　ワオ！　まじか！」と、絶叫した。

　これは2021年にイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドがイタリア1部アタランタと対戦したCLグループステージ（2-2）にも使った言葉だった。この時はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユナイテッドの2ゴールを決め、「これが彼にできることだ！」と言い、話題となった。

　このゴールでCL通算15ゴール目となったヴィニシウスは、元ブラジル代表FWロナウド氏の記録を更新。まだ22歳のアタッカーは、キャリアでCL通算ゴールをどこまで伸ばすことになるだろうか。