「少なくとも今はまだ」 アーセナルOB、三笘薫のブライトン残留を主張した理由は?

ブライトンでプレーする三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンでプレーする三笘薫【写真:ロイター】

元イングランド代表FWポール・マーソン氏がコラムで持論

 イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、夏の移籍市場でのビッグクラブへのステップアップ移籍が報じられている。同じイングランド1部のアーセナルやチェルシーも関心を持っているとされるなか、アーセナルOBは現段階で三笘は「最高額を受け取るレベルに至っていない」と持論を述べている。ニューカッスル地元紙「イブニング・クロニクル」が伝えた。

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 2022-23シーズン、プレミアリーグ27試合で7得点4アシストと活躍している三笘は、多くの関心を抱かれている。2021年に川崎フロンターレから270万ポンド(約4億6000万円)で加入したドリブラーは、今や5000万ポンド(85億円)の市場価値があるとされる。

 アーセナル、リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、さらにはスペイン1部レアル・マドリード、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンなどビッグクラブが関心を示しているとされてきた。

 そのなかで、アーセナルなどで活躍した元イングランド代表FWポール・マーソン氏はインドのスポーツ専門サイト「Sportskeeda」のコラムで、今季29試合に出場して9得点1アシストを記録しているアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを引き合いに出し、三笘の評価について見解を述べている。

「アレクシス・マック・アリスターは、リバプール移籍が噂されている選手だ。彼がブライトンにとどまるとは思えないが、三笘薫は少なくともあと1年はアメックス・スタジアム(ブライトンの本拠地)にとどまる可能性があると私は感じている。誤解を恐れずに言えば、彼は素晴らしい選手で、プレーを見ていてすごく気分がいいが、それでも彼に最高額を受け取るレベルに至っているとは思えない。少なくとも今はまだね」

 ブライトンとの契約延長の噂も飛び交っているなかで、三笘の将来に対しては熱視線が送られている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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