アーセナルにまたも負傷者 若き司令塔ウィルシャーが長期離脱

ベンゲル監督の頭痛の種

 アーセナルは、イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが左足首靱帯損傷で手術を受け、全治3カ月の離脱となると発表した。
 22歳の司令塔は、22日の1-2で敗れた、マンチェスター・ユナイテッド戦で相手DFパディ・マクネアのタックルを受けて負傷し、緊急手術に踏み切っていた。
 アーセナルは「ジャックは今、アーセナルのメディカルチームとリハビリの計画を進めています。クラブに関わるすべての人間がジャックの早期回復と実践復帰を祈っています」と、声明文を発表した。
 アーセナルはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ突破は決めたものの、国内リーグでは8位と不振に陥っている。
 26日のCLドルトムント戦では、GKヴォイチェフ・シュチェスニー、GKダビド・オスピナ、DFマテュー・ドゥビュッシー、MFメスト・エジル、FWテオ・ウォルコット、ダニー・ウェルベックが故障で欠場。さらに、この試合で主将のミケル・アルテタも負傷しており、ロンドンの強豪は野戦病院と化していた。若き司令塔の長期離脱は大きな痛手となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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