“日本の宝”久保の継続起用をFC東京GMが断言 「当時の清武より、今の久保の方が上」と太鼓判

久保の育成方針について「来季はユースでの出場が軸。可能な限りJ3に出場させたい」

 5日のJ3第28節AC長野パルセイロで、U-16日本代表のFC東京U-18FW久保建英がJリーグ最年少デビューを飾ったが、試合後にFC東京の立石敬之GMが久保の育成プランを明かしている。その長野戦では、バルセロナの下部組織で育ち、次代の日本サッカー界を担う存在として期待されるスーパー中学生を一目見ようと、今季FC東京U-23の試合で最多入場者を記録し、報道陣も182人が集結するなど久保フィーバーが巻き起こっていた。

 今季からFC東京は「育成スピードを上げる」という目標を掲げ、さまざまな取り組みを行ってきた。セカンドチーム『FC東京U-23』の設立もその一環。実際、FC東京U-18所属の2種登録選手にも多くの実戦経験が与えられ、今季のJ3で飛躍的な成長を遂げている。

 来季トップ昇格が内定しているDF岡崎慎、MF鈴木喜丈は、リーグ序盤こそ体格差や判断スピードに戸惑いを見せていたが、徐々に順応。今ではプロ選手と比べても遜色ないプレーを披露し、セカンドチームの主力として稼働している。

 彼らの3学年下になる久保は、来年から一足飛びで同じ道を歩むことになるという。立石GMは、「来季はまずユースでの出場が軸となるが、可能な限りJ3に出場させたい」と、その育成方針を打ち出している。

 

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