長谷部誠は「恐るべし39歳」 鎌田大地へのアシストで大幅記録更新を現地絶賛「ベスト選手」

シュツットガルト戦に出場した長谷部誠【写真:Getty Images】
シュツットガルト戦に出場した長谷部誠【写真:Getty Images】

DFBポカール準決勝でシュツットガルトに3-2勝利、長谷部のパスから鎌田が逆転弾

 ドイツ1部フランクフルトは現地時間5月3日、DFBポカール準決勝で同1部シュツットガルトと対戦し、3-2で勝利した。この試合で日本代表MF鎌田大地のゴールをMF長谷部誠がアシストし、勝利に貢献。地元紙では「アイントラハトのベスト選手である」と、39歳MFを絶賛した。

 試合は前半19分、FWティアゴ・トマスのゴールでシュツットガルトに先制されるも、フランクフルトは後半6分にDFエバン・エンディカのゴールで同点に追い付く。すると、迎えた同10分に長谷部のパスを受けた鎌田がドリブルでゴール前までボールを運び、右足を振り抜き逆転ゴールを奪取した。

 その後、フランス代表FWコロ・ムアニのPKで追加点を奪取し、シュツットガルトもMFエンツォ・ミローのゴールで1点差に迫ったが、3-2でフランクフルトが決勝進出の切符を勝ち取った。

 そんななか、ドイツ地元紙「Frankfurter Rundschau」は、スタメンフル出場で鎌田のゴールをアシストした長谷部を「アイントラハトのベスト選手である」と絶賛。また、アシストだけでなく、守備面での活躍を評価し、「いつものように守備の支配権を握った」と伝えた。

 フランクフルト公式ツイッターでは、DFBポカールにおいて最年長のアシスト選手(39歳105日)の記録を更新したことを紹介。加えて、欧州の第一線で活躍するベテラン選手に「恐るべし39歳」と賛辞を贈った。

 データ会社「オプタ」公式ツイッターによれば、長谷部の記録更新は元ドイツ代表FWオリバー・ノイビル氏が保持していた記録した37歳104日を2年ほど上回る快挙に。3月には2027年まで契約を延長した長谷部が、39歳になった今でもなお、ドイツで健在ぶりを誇示している。

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