レスター地元紙が“岡崎外し”の采配を糾弾 「なぜ調子の良い選手がスタメン落ちなんだ?」
CLコペンハーゲン戦でのラニエリ監督の人選に疑問符
レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は、2日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)コペンハーゲン戦でスタメンから外れ、後半26分から途中出場した。このところ好調を維持していただけに、現地メディアではクラウディオ・ラニエリ監督の「岡崎外し」を疑問視する声が上がっている。英地元紙「レスター・マーキュリー」は、「なぜ調子のいい選手がスタメン落ちなんだ?」と、岡崎の起用法に首を傾げている。
レスターは勝てば無条件でグループステージ突破がかかるなか、敵地デンマークに乗り込んだ。10月22日のリーグ第9節クリスタル・パレス(3-1)で今季プレミア初ゴールを決めた岡崎は、続く10節トットナム(1-1)でも先発出場を果たし、先制点につながる好守を見せた。
しかし、そうしたなかでCLでは岡崎がスタメン落ち。同紙は「システムだけじゃない。ファンやジャーナリストは選手の選択についても首を傾げている」と、チーム周辺に漂い始めた不信感についてレポート。ラニエリ監督はコペンハーゲン戦で、岡崎ではなくサイドアタッカーのMFジェフリー・シュラップをスタメンに抜擢して左サイドに配置。2トップはFWジェイミー・ヴァーディとFWアーメド・ムサが起用された。しかし、これについて「ここ数週間、我々は岡崎慎司が(レスター・)シティにとっていかに重要かを目の当たりにしてきた。ラニエリも彼のことをチームメートを目覚めさせる精力的な選手で、チームのベルだと表現していた。彼の影響力をエンゴロ・カンテとも比較していた」と鋭く指摘した。
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