マンUサンチョが完全復活? 右足一閃の圧巻ゴールに英注目「最高のプレーをしている!」

マンUのジェイドン・サンチョ【写真:ロイター】
マンUのジェイドン・サンチョ【写真:ロイター】

テン・ハフ監督が課した個人トレーニングが功を奏す

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間4月27日、プレミアリーグ第33節でトッテナムと対戦し、2-2で引き分けた。この試合でイングランド代表MFジェイドン・サンチョが先制ゴールを決めたなか、英国内では「ドルトムントのジェイドン・サンチョが戻ってきた」と注目を集めている。英紙「デイリー・スター」が伝えている。

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 試合は前半7分、サンチョが左サイドでイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードからボールを受けるとそのままドリブルでペナルティーエリア内に侵入。相手DF2人を引き付け、ファーサイドにボールを流し込み、先制ゴールを奪った。

 その後、同44分にはカウンターからラッシュフォードがゴールを奪うも、後半に2失点を喫し、2-2のドロー決着。ユナイテッドは勝ち点3を逃したが、サンチョの復調に現地では称賛の声が上がっている。

「デイリー・スター」紙では、「トッテナム戦で完璧なスタート」とサンチョを絶賛。記事では「ドルトムントのジェイドン・サンチョが戻ってきた」「DFに仕掛けていくサンチョが大好きだ」「最高のプレーをしている!」などといった英国ファンのコメントも紹介された。

 また、英紙「デイリー・ミラー」ではエリック・テン・ハフ監督のコメントを紹介。「あの瞬間は、彼をより強くし、より勇気と信念を与えてくれると思う。間違いなくね」と、サンチョの活躍に満足した様子で、「何度も良いパフォーマンスを見せてくれている」と太鼓判を押した。

 昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)のイングランド代表メンバーから外れ、個別でコンディション調整に努めるなど、シーズン序盤には思うようなプレーができなかったサンチョ。テン・ハフ監督の信頼の下、徐々にコンディションを上げつつある23歳のアタッカーがシーズン終盤戦の命運を握る存在になるかもしれない。

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