「混沌のスパーズに希望の光」 “迷走中”トッテナム、ソン・フンミンの起死回生弾を現地絶賛

トッテナムのソン・フンミン【写真:ロイター】
トッテナムのソン・フンミン【写真:ロイター】

ユナイテッドに2点を先制されるも同点に追いつく

 相次ぐ監督交代に揺れるイングランド1部トッテナムは現地時間4月27日にプレミアリーグ第33節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。2点を先行される展開から引き分けに持ち込み、3試合ぶりに勝ち点を手にした。同点弾を決めた韓国代表FWソン・フンミンを現地メディアが称賛している。

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 トッテナムは3月26日にアントニオ・コンテ元監督と双方合意の下で契約を解除した。その後、クリスティアン・ステッリーニ氏が暫定監督を務めていたが、前節ニューカッスルに1-6と大敗したことが引き金となってわずか1か月で解任。ライアン・メイソン氏が暫定監督として後を引き継いだ。

 迷走続くなかで迎えた本拠地にユナイテッドを迎えた一戦も前半のうちに2点のビハインドを背負う展開となり苦しんでいたが、そんなチームを救ったのが昨季のプレミアリーグ得点王、ソン・フンミンだった。DFペドロ・ポロのゴールで1点差としていたなかで迎えた後半34分、FWハリー・ケインからのラストパスを右足で蹴り込み、起死回生の同点弾を挙げた。

 英紙「ガーディアン」は「ほとんど勝ち目がなかったなかで混沌のスパーズにソン・フンミンが希望の光をもたらした」と救世主を演じた韓国代表FWの活躍を絶賛している。今季序盤戦はなかなかゴール数が伸びずに苦しんでいたが、クラブと代表を合わせ、これで直近9試合6得点と復調を見せている。

 上位対決でなんとか勝ち点1を獲得し、5位の座に踏みとどまったトッテナム。残り5試合もソン・フンミンの活躍がチームの鍵を握ることになりそうだ。

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