三笘薫は「トップ6外で最高の選手」 2人瞬殺“圧巻テク”に英メディア関係者驚き「非現実的だ」

ブライトンの三笘薫【写真:Getty Images】
ブライトンの三笘薫【写真:Getty Images】

チェルシーとのアウェー戦で先発フル出場、相手ゴールを脅かしたシーンに海外注目

 イングランド1部ブライトンの日本代表FW三笘薫は、プレミアリーグ第31節チェルシー戦(1-2)に先発フル出場し、キレのあるドリブルでチャンスに関与するなど存在感を示した。得点に絡めなかったものの、相手DF2人を瞬時にかわしたドリブル技術に英メディア関係者は喝采を送っている。

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 15試合連続スタメンを飾った三笘は、試合序盤から積極的に仕掛け、前半8分にはチェルシーの右サイドバックDFトレボ・チャロバーを抜き去り、MFアレクシス・マック・アリスターのシュートチャンスへつなげた。さらに圧巻だったのが、同26分に見せたワンプレーだ。

 左サイドでボールを持つと、独特のステップからDFウェスレイ・フォファナを抜いてカットイン。さらにDFブノワ・バディアシルもかわして右足シュートを放つ。DF2人を翻弄して放ったシュートはGKケパ・アリサバラガの好セーブに阻まれるも、観る者を唸らせた瞬間だった。

 前方にスペースがあったこの場面では、ペナルティーエリア付近に差し掛かると一気に加速。フォファナとのマッチアップでは相手の重心をズラして中へ。バディアシルも同様にしてかわしてシュートまで持ち込んでおり、わずか数秒で2人を瞬殺した圧巻テクニックは海外でも反響を呼んだ。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」でレポーターを務めるジェイディー・ダイアー氏は、ツイッター上で「ミトマはトップ6以外の選手では最高の選手かもしれない。彼のバランス、スピード、ボールに対するダイレクト感は非現実的だ」と高評価。現地スポーツジャーナリストのジョー・フレモンズ氏も「とても速く、とても賢く、とても直接的だ。彼はなんて選手だ」と同じくツイッター上で感嘆の声を綴っている。

 なお、英データサイト「Whoscored.com」によると、チェルシー戦の三笘はMFソリー・マーチと並び、チーム最多となるキーパス3本をマーク。パス成功率はチーム4番目の89.3%と高い数値を記録しており、攻撃の局面で影響力を与えていたことは数字上でも示されていた。

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