元C大阪フォルランが戦友C・ロナウドの望まぬ変化に悲嘆 「若い頃とは変わった。殺し屋にね」

フォルランがマンU時代の同僚ロナウドについて語る

 インド1部リーグのムンバイ・シティに所属するFWディエゴ・フォルランが、かつてマンチェスター・ユナイテッドで同僚だったレアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドについて言及した。中東メディア「The National」が報じている。

 Jリーグのセレッソ大阪でもプレー経験のあるフォルランは、2001年から3シーズンに渡りユナイテッドに在籍。2003年から加入したロナウドとも共闘した経験がある。フォルランは、当時まだルーキーだった新鋭ロナウドについて振り返った。

「ロナウドは出会った当初から素晴らしい男だった。それは今でもそうだね。互いにピッチに立つ時は、常に話していた。ユナイテッドに加わったからその瞬間からむき出していた意欲は、彼を遠い場所まで導いた。異なるクラブでUEFAチャンピオンズリーグを2度も制覇した世界最高の選手は、決して多くはないからね」

 さらに、ロナウドの負けず嫌いな性格を示すエピソードを語っている。

「我々は意図的に会ったわけではないが、偶然にマンチェスターにある元ラムホールという国際ホテルで彼を見たんだ。彼はプールで泳いでいた。兄弟と一緒にね。彼はとても真剣に競い合っていた。多分、負けたくなかったんだろうね。プールでの泳ぎですら、だよ。そういった競争心の強いスピリットや意欲は、選手として、一人の人間としての彼を形成した。さらに、それが彼を世界で二本指に入る選手、メッシとともに世界のトップに立つ選手にさせたんだ」

 一方で、フォルランはかつての戦友ロナウドが遂げた変貌に、多少の悲しさを憶えているようだ。

 

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