なぜ南野拓実はリーグ・アンで不発なのか 現地メディアが指摘「フィジカルが弱すぎる」

モナコでプレーする南野拓実【写真:Getty Images】
モナコでプレーする南野拓実【写真:Getty Images】

今季は公式戦21試合で1得点4アシスト止まり

 フランス1部ASモナコの日本代表MF南野拓実は、イングランド1部リバプールから移籍したシーズンで苦しんでいる。現地メディアは、今季リーグ・アンでプレーする移籍選手の中で、評価を上げた者と下げた者の5人をそれぞれピックアップしたなかで、南野は「フィジカルが弱すぎ」と指摘されている。

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 昨夏にイングランド1部リバプールからモナコへと渡った南野。出場機会を求めての移籍だったが、順応に苦労しており、今シーズンはここまで公式戦21試合の出場にとどまっている。トータルプレー時間は863分と途中投入が多く、1得点4アシストと物足りなさが残る。

 フランスのスポーツ専門オンライン新聞「Le Quotidien du Sport」は、今季の新戦力で評価を下げた選手5人を独自に言及。ギニア代表FWモハメド・バヨ(クレモント→リール)、フランス代表MFムサ・シソコ(ワトフォード→ナント)、ウェールズ代表MFアーロン・ラムジー(レンジャーズ→ニース)、フランス人FWウーゴ・エキティケ(スタッド・ランス→パリ・サンジェルマン)を選ぶなか、最初に南野の名前が挙がった。

「リバプールから1800万ユーロ(約25億9000万円)で加入した日本人は、モナコのゲームをスピードアップさせ、攻撃的にする必要があった。しかし、途中出場が多い南野はフィジカルが弱すぎ、激しいデュエルにも欠ける。プレミアリーグでインパクトを与えられなかったのも理解できる。今の市場価値は800万ユーロ(約11億5000万円)だ」

 3月の日本代表活動にも招集されなかった南野。28歳のアタッカーは輝きを取り戻すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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