ウェストハムがリーグ杯で暴動を起こした200人のファンに、入場禁止処分を科すと発表

チェルシー戦後に両チームのファンが観客席で暴動起こす

 ウェストハムは近年のプレミアリーグで存在感を増しつつある。しかしミッドウィークに行われたリーグカップでの暴動によって、約200人のファンに対して入場禁止処分を科すとクラブが伝えている。

 26日に行われたリーグカップ4回戦で、ウェストハムは本拠地ロンドン・オリンピック・スタジアムでチェルシーと対戦し、延長戦の末に2-1で勝利した。同じロンドンをホームタウンとするビッグクラブ相手に会心の勝利を収めたはずが、観客席ではエキサイトした両チームのファンが衝突。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」によると6人が逮捕され、「ウェストハムサポーターがコインや物が投げ込んだように見えたとして、ロンドン市警察が捜査した」という。そして映像分析の結果、クラブは迅速な決断を下し、声明文を発表している。

「ウェストハムとロンドン・オリンピック・スタジアムは、勝利したリーグカップ・チェルシー戦での傷害事件に関与した200人に対してスタジアム入場禁止処分を下した。急速に進歩した監視カメラによって捜査されたもので、ウェストハムとロンドンスタジアム、ロンドン市警察とチェルシーによって共有されている」

 さらに「これは暴力や挑発的な言葉、物を投げた罪を持つ人間に対して禁止処分が下る。犯罪の悪質度によって、シーズンもしくは無期限入場禁止処分を受けることとなる」とも記されていた。

 

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