バイエルンFWマネ、“期待外れ”の原因はクロップの酷使? 現地記者が指摘「1対1の勝負で負けすぎている」

バイエルンでプレーするサディオ・マネ【写真:ロイター】
バイエルンでプレーするサディオ・マネ【写真:ロイター】

リバプール時代の過労も影響とドイツメディアが見解

 ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのセネガル代表FWサディオ・マネは、今季ここまでブンデスリーガで6ゴールの成績を残している。この成績にクラブは不満を持っていると英メディア「スポーツ・バイブル」が伝えた。

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 現在30歳のマネは、2016-17から21-22シーズンまでイングランド1部リバプールに在籍。数々のトロフィーを獲得したのち、昨年夏にバイエルンへ4200万ポンド(約68億円)で完全移籍した。

 そんなマネについて記事では「ロベルト・レバンドフスキの後釜を任されたが、最初のシーズンは、理想的なものとは程遠いものだった。今日まで、この30歳は全コンペティションで28試合に出場し、11ゴールと5アシストしか記録していない」と理想の活躍に届いていないと指摘している。

 ドイツのテレビ局「SPORT1」のケリー・ハウ記者によると、バイエルンのコーチングスタッフとクラブ関係者はマネにもっと期待していたという。現在のマネは「1対1の勝負で負けすぎている」と評価されており、リバプール時代に見せていた「スピードと爆発力」が不足していると感じているようだ。

 この点について、記事ではユルゲン・クロップ監督の強度の高いスタイルによる身体的要求が原因ではないかという推測も展開している。マネはリバプール在籍中1シーズン平均50試合に出場しており、その消耗がパフォーマンスに影響を及ぼしていたという可能性も伝えた。

 さらにハウ氏によれば、マネがユリアン・ナーゲルスマン監督のシステムに適応するのが難しく、バイエルンでの新しいポジションに苦戦している可能性も十分あると主張している。

 ドイツで厳しい評価もあるマネだが、今後の活躍で見返すことはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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