磐田の高校2戦年生FWに「高原以来の期待感」 W杯守護神からゴール奪取、暫定でJ2得点ランクトップタイへ

清水戦でゴールを決めたFW後藤啓介【写真:Getty Images】
清水戦でゴールを決めたFW後藤啓介【写真:Getty Images】

清水との“静岡ダービー”で先制弾をマーク

 ジュビロ磐田は3月18日に行われたJ2リーグ第5節で清水エスパルスと対戦。注目の“静岡ダービー”は2-2のドローに終わった。この試合を最初に動かした磐田の高校2戦年生FW後藤啓介への賛辞が止まないようだ。

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 Jリーグ初出場となったJ2リーグ開幕節のファジアーノ岡山戦(2-3)で、途中出場から2ゴール。そのインパクトはファンに衝撃を与えた。その後も途中出場で試合に出続けていた後藤は、清水との大一番でスタメンに抜擢される。

 すると前半2分、磐田は相手の攻撃をしのいで速攻を展開すると、自陣からMFジャーメイン良が絶妙なロングスルーパス。抜け出した後藤がスピードを生かしペナルティーエリア内へ侵入すると、左足を振り抜き清水GK権田修一の守るゴールネットを揺らした。

 このゴールで後藤は今季3点目をマーク。17歳ながら規格外の決定力を示している。試合はその後、前半42分に清水FWチアゴ・サンタナに決められ1-1の同点に。後半21分に磐田がMF松本昌也のゴールで一時勝ち越すも、同42分に再びサンタナに同点ゴールを許し、清水とのダービーマッチは2-2のドローに終わっている。

 明日行われる残りのJ2第5節で順位の変わる可能性が高いが、17歳“若武者”の3ゴールはJ2得点ランキングのトップタイに(第5節消化は18日現在で清水と磐田のみ)。後藤は後半32分でFW大津祐樹と交代しピッチを退いたが、試合早々のゴールのインパクトは大きく、SNS上ではファンから「高原以来の期待感」「17歳にしてはゴールパフォ出来上がりすぎてる笑」「やっぱり代表呼ぼう」「吠えた顔がちょっとゴンさんっぽくていいね」と称賛の声が相次いだ。

 また、後藤へのロングパスを通したジャーメインにも「ジャメのパスえぐ」「ジャーメインの縦パス何気に凄い」と称賛が贈られている。後藤の活躍も勝利にはつながらなかった磐田だが、今後チームの大きなプラス材料となっていきそうだ

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