決定機に“弱い”マンUのイブラ 直近30本のシュートはすべて「不発」と英メディアが糾弾

開幕4試合で4ゴールも、その後8試合無得点

 今季、フリートランスファーでマンチェスター・ユナイテッドに加入した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、リーグ開幕4試合で4得点と幸先の良いスタートを切った。しかし、ここ8試合ではわずか1得点と苦しんでおり、決定機を逃した回数もリーグトップと極度の不振に陥っていると指摘されている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ユナイテッドの「ゴッド(神)」になると宣言したカリスマFWは、リーグ開幕から4試合4得点を挙げた。衰えぬ得点力を披露し、さすがの実力を誇示したが、このところは勢いに陰りが見られている。ここ8試合で得点を決めたのは、9月29日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のゾリャ・ルハンスク戦のみ。プレミアリーグでは450分以上も得点から遠ざかっている。

 同局は「ズラタン・イブラヒモビッチはマンチェスター・ユナイテッドで批判から逃れてきたが、次々とミスを重ねている」と、プレークオリティーの低下を指摘。データ会社「オプタ」のデータを参照して、イブラヒモビッチのプレーを検証している。

 プレミアリーグでは、ここまで9試合4得点。数字上ではまずまずの成績だが、シュート数や決定機の数から判断すれば、物足りない結果であることが浮かび上がってくる。

 例えばシュート数45本は、第9節終了時点でリーグトップに立っている。4得点も得点ランキング6位タイの成績で、この点は強く批判されるものではないだろう。ただし、驚きなのは直近30本のシュートが、いずれもゴールにつながっていないという。つまり、イブラヒモビッチは最初の15本のシュートで4得点を挙げ、以降は打てども打てども得点が決まらないという状況が続いている。

 

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