枠内シュート「0」でクラシコ衝撃敗戦…レアル監督の去就問題が浮上 クラブ内で近日協議と海外報道
クラシコで完敗を喫したレアル、クラブはアンチェロッティ監督の采配を疑問視
スペイン1部レアル・マドリードは現地時間3月5日、アウェーでのラ・リーガ第24節ベティス戦を迎える。リーガ連覇へこれ以上の取りこぼしが許されないなか、クラブはチームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督と話し合いの場を持つ意向だという。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
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レアルは今季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では強さを見せる一方、国内では安定感に欠ける戦いを続けている。ラ・リーガでは首位FCバルセロナと勝ち点差「7」をつけられ、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝でも同クラブに先勝を許した。場合によっては、2つの国内タイトルを宿敵に明け渡す危機に直面している。
そんな状況で、クラブもアンチェロッティ監督に不満を募らせているようだ。記事によると、現地時間3月2日にホームで行われたスペイン国王杯準決勝の第1戦で枠内シュート「0」に終わった戦いぶりをクラブが問題視。また、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが試合全体を通して封じられているにもかかわらず“プランB”となる戦術を用意できていなかったことや、ベテランであるMFトニ・クロースとルカ・モドリッチの2人を同時先発させたことなど、アンチェロッティ監督の采配にも疑問の目が向けられているという。
記事は、こうした疑問を受けクラブがアンチェロッティ監督と選手起用などに関して近く話し合いの場を持つと報道。さらに、「アンチェロッティ監督は自身の将来に関する憶測に直面している」と伝え、ブラジル代表監督への就任が噂された状況を踏まえ今回の話し合いが去就問題につながるとの見方も示している。
昨シーズンはレアルにリーガとCLの2冠をもたらしたアンチェロッティ監督。クラブは今後このイタリア人指揮官にどのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)