インテル元主将が“捏造疑惑”のイカルディを一刀両断 「喋る前に10秒考えろ!」

サポーターとトラブルを起こしたエースに、パリュウカ氏が苦言

 インテルのアルゼンチン人FWマウロ・イカルディは、自伝でサポーターとの武勇伝を捏造した疑惑で物議を呼んでいるが、元イタリア代表GKで、インテルでキャプテンマークを巻いた経験もあるジャンルカ・パリュウカ氏が厳しいコメントを残している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、パリュウカ氏の「黙って仕事をして、喋る前に10秒考えるべき」と、イカルディを一刀両断にしたコメントを報じている。

 イカルディは自叙伝「センプレ・アバンティ(常に前進)」で、2015年2月のサッスオーロ戦で子どもが手にしていたユニフォームを引き裂き、投げつけたサポーターに反論したことで、チームの英雄になったと記したが、サポーター組織「クルバ・ノルド」は公式サイトで完全なる捏造と批判していた。それにより、インテルのキャプテンの座を追われるという事態に発展した。

 そんなイカルディに対して、かつての名手であるパリュウカ氏は厳しいコメントを並べた。

「素晴らしいプレーヤーこそ、本能的な振る舞いをしてはならないんだ。インテルのキャプテンとしては、あまりにも振る舞いがひどく、ファンとトラブルを起こすなど言語道断だ。まずは黙って仕事をして、チームのためにゴールをすることこそが彼の役割だ。彼の問題は、いつだってフィールドの外ではないか。しかも、もう23歳の選手で一人の父親なのだから。素晴らしいセンターフォワードとしての資質があるのだから、彼は喋る前に10秒考えてからにするべきだ」

 

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