鎌田大地、高い得点力に英メディア注目 「トッテナムはカマダに“新しいファン・デル・ファールト”を見る」

フランクフルトの鎌田大地【写真:ロイター】
フランクフルトの鎌田大地【写真:ロイター】

フランクフルトとの現行契約は今季限りで満了

 ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、今季終了後に現行契約が満了する。夏には移籍金なしで他クラブと契約を結ぶことが可能だが、英メディア「HITC」は、元オランダ代表アタッカーの名前を引き合いに出し、イングランド1部トッテナムに鎌田獲得を勧めている。

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 鎌田は今季、ブンデスリーガで17試合に出場して7得点5アシスト、公式戦全体では27試合で13得点をマーク。日本代表の一員としても昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)に出場したなかで、シーズン終了後にはフリートランスファーとなる。これまでトッテナムのほか、マンチェスター・ユナイテッド、スペイン1部FCバルセロナといった世界的強豪の名前も噂されてきた。

 英メディア「HITC」は、「トッテナムは得点力の高い鎌田大地に“新しいファン・デル・ファールト”を見る」と見出しを打って特集。オランダ1部アヤックスのほか、スペイン1部レアル・マドリードやトッテナムでプレーし、オランダ代表で通算109試合出場25得点を誇ったラファエル・ファン・デル・ファールト氏を引き合いに出して、鎌田に触れている。

「鎌田は今季、公式戦27試合で12ゴール。これは、アントニオ・コンテ監督が率いるトッテナムの全MFを合計した数字よりも多い。(デンマーク代表MF)ピエール・エミール・ホイビュルクと(ウルグアイ代表MF)ロドリゴ・ベンタンクールは(それぞれ4ゴールと)移籍後最多の得点を挙げているが、鎌田はトッテナムにとって若き日の(イングランド代表MF)デレ・アリ、あるいはラファエル・ファン・デル・ファールトの全盛期以来、見たことがないような選手だ。中盤から得点を決められるだけでなく、勝負どころで大事なビッグゴールを挙げることもできる」

 トッテナムはかねてから噂にあった新天地候補だが、果たして鎌田はどのチームで来シーズンを迎えることになるのだろうか。

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