G大阪FW宇佐美がアキレス腱断裂の昨季を回顧 “早期”復帰の理由「降格争いをしていなかったら…」

G大阪の宇佐美貴史がアキレス腱を断裂した昨季を回顧【写真:Getty Images】
G大阪の宇佐美貴史がアキレス腱を断裂した昨季を回顧【写真:Getty Images】

元Jリーガーの那須大亮氏の公式YouTubeチャンネルに出演

 ガンバ大阪の元日本代表FW宇佐美貴史は、2023年シーズンから元日本代表MF遠藤保仁(ジュビロ磐田)が長年背負っていた「7番」に背番号を変更した。2004年のアテネ五輪でU-23日本代表のキャプテンを務めた那須大亮氏の公式YouTubeチャンネルに出演し、アキレス腱を断裂したなかで復帰してチームをJ1残留に導いた昨季を振り返っている。

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 宇佐美は昨季序盤戦で右アキレス腱断裂の大怪我を負い、長期離脱を強いられた。懸命のリハビリを経て、昨年10月1日のJ1リーグ第31節柏レイソル戦で約7か月ぶりに復帰を果たし、J2降格の危機に瀕したチームのJ1残留に大きく貢献した。

 新シーズンから「39番」から「7番」に背番号を変更し、キャプテンにも就任するなど、完全復活を期すシーズンとなる。そんな天才アタッカーは、“Jリーガー兼YouTuber”の先駆者である那須氏のYouTubeに出演。「同じチームにずっといると刺激がなくなってくる。どんどん居心地を悪くしていかないといけないというか、重たいものというか、いろんなものを背負えるだけ背負いたい。何を背負えるだろうと考えた時に7番だった」と語ったうえで、苦しかった昨季についても回顧している。

「オペ(手術)は(キャリアで)2回目。1回目は2か月くらいで回復して、その時は大きな怪我と思ったけど、今思えば大したことなかった。(昨年は)『ここで来るか』って感じでした。降格争いをしていなかったら、1年間治療に使わせてもらおうと思っていた。6位、7位とか、10位、11位なら降格争いも優勝争いもないシーズンをチームが過ごしていたら1年間出んでもいいいと思っていた。治療しに行った時に出ないほうがいいとも言われていた」

 ラスト4試合を2勝2分で乗り切り、最終的に15位(9勝10分15敗)でJ1残留を勝ち取ったG大阪。宇佐美は「自分がもし復帰していなかったら、今ガンバはJ1にはいないと思います。数字を出せた訳ではないけど、周囲に与える影響とか、あれだけ負けていたチームは最後4試合を負けなしで終えられたのは、7か月リハビリを頑張ったご褒美的なものかなと思った」と主軸としての自負を覗かせていた。

 ほかにも、宇佐美が胸中を赤裸々に語る必見の内容となってる。

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