三笘が試合終盤に決勝弾　ブライトンはボーンマスに1-0で勝利

　イングランド1部ブライトンは現地時間1月4日、プレミアリーグ第22節でボーンマスと対戦し、1-0と勝利。日本代表MF三笘薫は試合終了間際に決勝弾を記録した。英メディアは「スターが猛烈なフォームを継続している」「現在ブライトンの全てに違いをもたらしている」と惜しみない賛辞を送っている。

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　公式戦2試合連続ゴール中の三笘は、ボーンマス戦も左ウイングで先発出場。チームも好調を維持しているが、降格圏内の19位に位置するボーンマスの牙城を崩せない展開が続く。互いにチャンスを迎えるもスコアが動かないまま試合が推移するなか、三笘も後半41分に左サイドを突破してペナルティーエリア左からシュートを放つ決定機を相手GKにセーブされてしまう。

　しかし、0-0で迎えた後半42分、三笘がホームスタジアムに歓喜を呼び込む。左サイドからのクロスに対し、ペナルティーエリアに入り込んだ三笘がニアでヘディングを合わせると、相手GKに触れられたものの、ボールはゴール左のネットを揺らした。試合はそのまま1-0で終了。三笘はこの決勝弾で、公式戦3試合連続ゴールを記録した。

　大車輪の活躍に、英メディアも反応。英紙「ザ・サン」は、「カオル・ミトマが終盤にボーンマスとのバトルに決着をつけた。スターが猛烈なフォームを継続している」と見出しを打って取り上げ、英紙「ガーディアン」は「終了間際の決勝弾はカオル・ミトマの特技になりつつある」と、先日行われたFAカップ4回戦のリバプール戦（2-1）での三笘の決勝弾を引き合いに出し、「現在ブライトンに全ての違いをもたらしている」と称賛を送っていた。

　三笘は公式戦3試合連続ゴールを記録したことに加え、直近の公式戦7試合で5ゴールを叩き出しており、圧倒的な存在感を放っている。英国メディアの中でも三笘への注目度は高まるばかりだ。