なぜ“真っ黒スパイク”? レアルFWヴィニシウスの足元に英注目「ナイキとのパートナーシップの終焉」
バレンシア戦の前半のみ、真っ黒なスパイクを着用
スペイン1部レアル・マドリードは現地時間2月2日、ラ・リーガ第17節でバレンシアとホームで対戦し、2-0で勝利した。この試合でチームの2点目を記録したブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに英メディア「The Athletic」が注目し、追加点や退場誘発シーンではなく、この試合で着用したスパイクについて報じている。
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試合は0-0で迎えた後半7分、ペナルティーエリア(PA)右でフランス代表FWカリム・ベンゼマからボールを受けたスペイン代表MFマルコ・アセンシオが左足を一閃。ボールはファーサイドに吸い込まれ、レアルが先制に成功した。
そして後半10分、ヴィニシウスが左サイドの裏のスペースを突破するとそのままPA内まで侵入。相手GKとの1対1を制して追加点を奪取し、あっという間にリードを広げた。
後半27分には、ヴィニシウスが左サイドで突破を試みると、DFガブリエウの一発退場を誘発。ファウル直後は激昂した姿を見せるも、幸いにも怪我にはつながらずに済んだ。
ヴィニシウスが1ゴールを決め、相手選手の退場を誘発するなど活躍を見せたなか、「The Athletic」では、ヴィニシウスの着用したスパイクに注目。前半に真っ黒なスパイクを着用した経緯について触れている。
「ナイキとのパートナーシップの終焉」として、これまで着用していたナイキ社との関係が途切れたことを伝えると、「ナイキとの契約の関係」として、前半に黒いスパイクを着用した理由を説明した。
同メディアはナイキのスポンサーを降りた理由として、「レアル・マドリードがナイキのライバルブランドであるアディダスにスポンサーされているため、彼の広告活動への参加も制限されていた」と、クラブのスポンサーであるアディダスとの兼ね合いの問題があったことも伝えている。
レアルで今季リーグ戦19試合に出場し、7ゴール3アシストを記録しているヴィニシウス。選手個人としてのスポンサー契約も注目のトピックの1つになっているようだ。