オランダDFナタン・アケの決勝ゴールでシティが勝利

　イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間1月27日、FAカップ4回戦でアーセナルと対戦し、1-0で勝利した。リーグ首位のチームに勝利し5回戦へ駒を進めたなか、英紙「デイリー・メール」はオランダ代表DFネイサン・アケの決勝弾を「メッシのようなフィニッシュ」と絶賛している。

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　現在27歳のアケは2012年にチェルシーに加入するも定位置確保とはならずに、レディングやワトフォードなどへのローン移籍を経て、17年にボーンマスへ完全移籍。最終ラインを牽引する働きぶりで頭角を現すと、20年にシティに完全移籍で加入した。

　シティ在籍3年目の今季はここまでリーグ戦14試合に出場し、12試合で先発。アーセナルとのFA杯でもスタメンに名を連ねたなか0-0で迎えた後半19分、ペナルティーエリア（PA）内まで攻撃参加をすると、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュからボールを受け、右足でファーサイドにボールを流し込んだ。

　英紙「デイリー・メール」ではポストぎりぎりの絶妙コースに流し込んだアケのゴールを「あのフィニッシュは美の極みだ！」と見出しを打ちゴールを紹介。「アケは前世でストライカーだったに違いない」「メッシのようなフィニッシュ」「ベッカムのように曲がった」など、英国内の反応も紹介されている。

　アケのゴールで勝利したシティは、対アーセナル戦で6連勝を達成。リーグ戦で首位を走るチームを相手に、プレミア王者が意地を見せる結果となった。