元日本代表の内田氏&中村氏がズバリ Jリーグ“進化”に必要な選手側の要素とは?

メディア向けに開かれたJリーグ30周年オープニングイベント【写真提供:Jリーグ】
メディア向けに開かれたJリーグ30周年オープニングイベント【写真提供:Jリーグ】

内田氏、中村氏、槙野氏がそれぞれの考える「Jリーグの未来」を語る

 Jリーグは1993年の開幕から今年で創設30周年を迎える。元日本代表戦士たちは「Jリーグの未来」をどう捉えているのか。1月25日にメディア向けに開かれた「Jリーグ30周年オープニングイベント」で内田篤人氏や中村憲剛氏、槙野智章氏が持論を述べている。

 Jリーグチェアマンの野々村芳和氏をはじめ、内田氏、中村氏、槙野氏の3人、サッカー解説者の松木安太郎氏に加え、女優の観月ありささんがイベントに出席。後半のトークテーマで「Jリーグの未来」が挙がったなか、中村氏と内田氏からは選手側の対応について意見が出ている。

 中村氏は、普段のメディア取材に対する「選手の心構え」について言及。「受けた取材に自分からどんどん出ていくことが必要」とサッカーの価値を上げていくために重要な点だと述べた。話の中では「こちらは取材していただく側なので…」と中村氏らしい謙虚な姿勢も見せている。

 また、引退後も積極的にメディアに顔を出す内田氏は「選手側の発信」について持論を展開。ツイッターやYouTubeといったSNSでの発信で、グラウンド以外の姿を見せていくことも必要だと語った。

 そんな意見に対し、槙野氏が「現役中SNSやってたっけ?」と疑問を投げかけると「やってないです」と苦笑い。今後は「槙野と一緒に頑張ります」と笑顔のやり取りを見せていた。

 一方、引退後監督を目指すと明かしている槙野は「地方からの底上げ」をテーマに語る。「ローカル番組などでサッカーを観ない人たちの認知を上げて、いろいろな方を巻き込む」必要性を説いた。

 日本代表や国内外でこれまで魅力的なプレーを魅せてくれてきた元選手たちの真剣に考えた意見は、今後Jリーグが世界に羽ばたくうえでも大切なヒントになるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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