「いきなりパンチを食らった」 豪州MFは日本に勝ち切れず無念さ露わに

前半5分、原口に電光石火の先制弾を決められて「いきなりパンチを食らった」

 日本代表は11日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦で1-1のドローに終わった。ホームで痛み分けに終わったオージー軍団で後半9分に同点のPKを決めたアストンビラMFミル・ジェディナクは「いきなりパンチを食らった」と証言。前半5分に決められた原口元気(ヘルタ・ベルリン)の電光石火の先制弾に衝撃を受けたという。FIFA公式サイトが報じた。

 豊かなあごひげを蓄えたジェディナクは後半9分に大きな仕事をした。FWユリッチがエリア内でMF原口元気に倒されたPKを、ゴール正面に突き刺した。

 ボール支配率65パーセントと優位性を誇りながらもドローに終わった試合後、ジェディナクは「この結果をポジティブに捉えなければいけない。我々はいきなりパンチを食らってしまった。ハーフタイムに反撃しろ、と言われた。それは実行できた」と語った。

 DFの軽率なパスミスをMF長谷部に奪われ、そこからFW本田圭佑を経由して原口がゴールを決められている。アンジェ・ポステコグルー監督からはハーフタイムに奮起を命じられたという。後半はパワープレーで日本ゴールを脅かす迫力を見せた。

「不運なことに2点目を取ることはできなかったが、勝ち取った勝ち点1を見つめなければいけない。次のタイでの試合が決定的になる」

 ジェディナクはこう語った。ハリルジャパン相手にホームで逆転しきれなかった無念さを露わにしていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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