ミランの日本代表DF酒井高徳獲得の可能性が急浮上 「ミランは酒井が好き」

 

「酒井は内田に比べても、決して侮れない」

 

 日本代表FW本田圭佑の所属するACミランがシュツットガルトの日本代表DF酒井高徳を獲得する可能性が急浮上している。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が「ミランのサムライになるだろう。ミランは酒井が好き。もう一人の日本人が獲得の標的になっている」と報じている。

 本田と絶妙な連携を見せているイタリア代表DFイニャツィオ・アバーテが今季限りで契約満了となり、DFマッティア・デシリオも放出の可能性があるために、サイドバックの補強を画策しているとされるミラン。同紙はターゲットとして酒井が挙がっていると報じている。

「本田効果は商業的にとても重要かもしれない。内田(シャルケ)だけではなく、カーサ・ミランはもう一人のサイドバックを追っている。シュツットガルトの右サイドバックの酒井高徳。アルビレックスからブンデスリーガへ移籍した。内田に比べても、決して侮れない。左右のサイドバックもできる、とても貴重なプレースタイルを持っている。右利き、技術もあり、スピードもある。左もこなせる」

 同紙は17日付の紙面で本田が日本代表DF内田篤人の獲得に関してクラブに助言をしていたと報じていたが、内田はすでにシャルケと契約を延長。同紙は18日付の紙面で酒井もミランのターゲットとなっていると続報を伝えた。

「この夏、ローマが接近した。1月すぐにミランが興味を持つかもしれない。ミランはまだ外国人枠が空いている。ブンデスリーグのシュツットガルトで9試合に出場。2016年6月30日に契約が切れる。ミランは移籍金ゼロとなる前に、評価通りの額で交渉することができる」

 契約満了を1年半後に迫る酒井は比較的に安い移籍金で交渉可能と見られており、ミランは2人目の日本人獲得に動き出すかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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