原口が最終予選3戦連発弾で“メシア”となるか 敵地オーストラリア決戦に「際どい勝負になる」 

かつての同僚に「あいつも成長したと思う」

 オーストラリア代表には、浦和時代にともにプレーしたDFマシュー・スピラノビッチが所属している。英メディアの取材に「我々はかなりの自信を持って試合に入ることになる」と語った元同僚に対して、原口は「あいつも成長したと思うし、長いこと見てないから分からないけど、浦和の時からポテンシャルは高かった。久しぶりに会えるのは楽しみですね」と話した。

 オーストラリア対策については「戦術的なことは話せない」として、同じブンデスリーガのインゴルシュタットに所属するFWマシュー・レッキーについて「何回かマッチアップしたけど、前に強くて速い。危ないのは、一か八かのドリブルをしてくること。それは最終ラインの選手に伝えたい」と語るにとどめた。

 一つ一つの短い言葉の中に、内なる闘志を燃やしてオーストラリア戦に臨む決意を感じさせた原口。勝ち点1差の中に4カ国がひしめく大混戦の最終予選で、首位のオーストラリアと戦うこの一戦は大きな山場になる。飽くなき向上心を燃やすアタッカーは、3戦連続ゴールでハリルジャパンの救世主(メシア)となれるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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