悲願のW杯初制覇後、母国アルゼンチンで休養中

フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）のクリストフ・ガルティエ監督がカタール・ワールドカップ（W杯）制覇後に休養中のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの再始動時期を明らかにした。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

　メッシはアルゼンチン代表としてカタールW杯に出場。5大会連続出場となったなかで悲願の初優勝を成し遂げた。W杯歴代最多出場記録（26試合）を塗り替え、史上初となる2度目のMVP獲得など記録づくめの大会を最高の結果で締め括った。

　優勝パレードのために母国アルゼンチンに戻り、束の間のオフを過ごしているメッシ。PSGは現地時間28日にリーグ・アン第16節ストラスブール戦を控えているが、メッシはこの試合を欠場する。前日の記者会見でガルティエ監督はメッシの合流は年明けになることを明かした。

「アルゼンチン優勝の祝勝会のために彼は1月1日まで休みだ。2日か3日に合流し、試合に向けて再始動する」

　PSGは1月1日にもリーグ・アン第17節でRCランスとの対戦を控えているが、指揮官の言葉どおりならメッシの実戦復帰はフランスカップ3回戦の2部シャトールー戦、あるいは11日のリーグ・アン第18節アンジェ戦となりそうだ。ついにW杯王者となったメッシの再スタートを多くのファンが待ち望んでいることだろう。