「その役割を果たし続けるだろう」と脚光

　JFL鈴鹿ポイントゲッターズの“カズ”こと元日本代表FW三浦知良はこれまで、数々の海外クラブを経験し、日本サッカーの礎を築いてきた。そんなカズのキャリアに海外メディアも再注目している。

　現在55歳も現役を続けるカズは2022シーズン、横浜FCからの期限付き移籍で鈴鹿へ。今季は18試合に出場して2得点を記録していた。2023年1月には期限付き移籍の契約が満了する。

　今後の去就にはポルトガル2部オリベイレンセ移籍の驚きの噂も報じられるなか、英サッカー専門メディア「90min」がカズのこれまでの功績を振り返り、キャリアに再注目している。

　記事では「三浦が時間の相対性理論を突きつける」と去就の話題を絡めて話を展開。「今日の日本リーグの誕生は、三浦の歴史と切り離すことはできない」と若くしてブラジルへと渡ったカズの与えた影響を指摘し「実際にプレーすることがなくなっても、その役割を果たし続けるだろう」と日本にとっての存在の大きさに改めて脚光を当てていた。

　プレー続行を望む日本のレジェンドが、今後どのような歩みを進めるのか目が離せない。