元日本代表DF槙野智章、引退後のキャリアで目指す指導者の原点 森保監督の背中に感じた「日本人監督の素晴らしさ」

現役引退を発表した元日本代表DF槙野智章【写真:高橋 学】
現役引退を発表した元日本代表DF槙野智章【写真:高橋 学】

出演したテレビ番組内で公表

 J1ヴィッセル神戸に所属する元日本代表DF槙野智章が12月25日、日本テレビ「Going!!Sports&News」に生出演し、自身の現役引退を発表した。引退への理由として指導者を目指したいという思いも明かしている。

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 サンフレッチェ広島ユース出身の槙野は、2006年にトップチームに昇格。ドイツ1部ケルンを経て12年に浦和へ加入し、長年最終ラインのレギュラーとしてルヴァンカップ優勝(2016年)、AFCチャンピオンズリーグ優勝(17年)、天皇杯優勝(18年)など、タイトル獲得に貢献した。

 その後21年11月に契約満了で浦和を離れ、2022シーズンから神戸へ移籍。チームは残留争いに巻き込まれる苦しい1年を過ごし、槙野自身も怪我の影響もありJ1リーグ戦16試合1ゴールにとどまっていた。

 槙野は番組内で「エンターテイナーとして多くのサポーター・ファンを喜ばせる、感動させられる。そういうようなプレーをこれまで(心掛けて)やってきた。今年1年、そういうプレーができなくなってきた。そして以前の自分を取り戻すことができなかった」と心境を吐露。さらに「監督をやりたいという気持ちも強くなってきたために、こういう決断をしました」ともう1つの理由を明かした。

 指導者としての道を歩むうえで、カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表の指揮を執った森保一監督の姿にも影響を受けたという。

「今大会、森保監督がああいう姿を見せてくれて、日本人監督の素晴らしさだったり伝え方というのも僕ならではの伝え方があるのではないかと思って、監督目指したいなと」

 日本がW杯で見せた快進撃を目の当たりにした槙野にとって、森保監督の存在も大きなものだったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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