AFCが2024-25シーズンからの新フォーマット発表 UEFAを模した“3階層”の大会方式へ

AFCが2024-25シーズンからの新フォーマット発表【写真:Getty Images】
AFCが2024-25シーズンからの新フォーマット発表【写真:Getty Images】

トップカテゴリーには東地区と西地区から12チームずつが出場

 アジアサッカー連盟は12月23日、2024-25シーズンからクラブレベルの大会を大改編する概要を発表した。現在のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)など、クラブレベルでアジアと戦う大会が3つの階層に分かれて行われる。

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 すでにAFCは2022-23シーズンからACLなどの大会を秋春制に移行することを発表している。クラブレベルのアジアの大会での共通事項として、今年の夏に開幕する大会から外国人枠は5人プラス1人のアジア枠に拡大されるが、この新フォーマットがスタートする24-25シーズンには外国人枠が完全撤廃になるとしている。

 そして、その大会方式は欧州サッカー連盟(UEFA)のチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)を模したかのような3つの階層に分かれると発表。トップカテゴリーの大会に出場するのは、東地区と西地区のそれぞれ12チームずつとされた。

 大会方式は、その12チーム内で異なる8チームとホームで4試合、アウェーで4試合を行い、上位8チームずつを決定。この16チームを2チームずつに分け、ホーム&アウェー形式でベスト8を決める。そして、準々決勝、準決勝、決勝は集中開催の3連戦により、1試合ずつのノックアウト形式で行われる。

 第2カテゴリーは32クラブが参加し、4チームずつ8つのグループリーグを作ってホーム&アウェー形式のリーグ戦を行って各上位2チームが勝ち抜け。16強から準決勝まではホーム&アウェー形式でのトーナメントになり、決勝のみ一発勝負になるという。

 第3カテゴリーは20クラブが参加し、4チームずつ5つのグループリーグで、各組ごとに集中開催で1試合ずつの対戦を行って上位8クラブが勝ち抜け。準々決勝と準決勝はホーム&アウェー形式で行い、決勝は一発勝負になる。

 これらの大会に各国からどのくらいのクラブが参加するかは発表されていないが、新型コロナウイルスの影響でここ3年間ほどがイレギュラーな状況にあることを鑑みて、過去8年間の成績をベースにポイント化されていくという。

 Jリーグのクラブは現状、40チームに拡大されたトップカテゴリーであるACLに3チームが本戦から、1チームがプレーオフから出場することになっている。第2カテゴリー以下の大会がヨーロッパのELのように、Jリーグで4位や5位になったクラブが出場するようなものになるのかも含め、大きな影響を与えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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