W杯後、初の公式戦となったリーグ杯リバプール戦で2アシスト

　イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間12月22日にリーグカップ4回戦でリバプールと対戦。強豪対決を3-2で制し、ベスト8へと駒を進めた。この試合でチームを勝利に導いたのは正確無比なキックで2ゴールをアシストしたベルギー代表MFケビン・デ・ブライネだ。

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　デ・ブライネは前半10分に左サイドからのクロスボールでFWアーリング・ブラウト・ハーランドの先制ゴールをアシスト。試合は激しい点の奪い合いとなったなか、2-2と同点で迎えた後半13分、デ・ブライネが再び魅せる。

　右サイドからのコーナーキックでショートコーナーを選択し角度を付けると、右足で低く速いクロスをファーサイドへ。これをフリーのDFナタン・アケが頭で押し込んだ。デ・ブライネの2アシストの活躍により、直近5シーズンで4度この大会を制しているシティが3-2でリバプールを撃破した。

　米スポーツ専門テレビ局「ESPN」のツイッターはゴールシーンのハイライト動画を公開。「デ・ブライネがナタン・アケの皿にボールを乗せた」とベルギー代表MFからの絶妙クロスを称賛。SNS上でも「フットボール界最高のプレーメーカー」「ケビン・デ・ブライネは間違いなくチート」「美しいゴール」と感嘆の声が上がった。

　カタール・ワールドカップ（W杯）ではベルギー代表のグループリーグ敗退で辛酸をなめたデ・ブライネだが、クラブでは変わらない輝きを放ち続けている。