ミランの18歳司令塔が衝撃弾! 今夏アーセナルも狙った逸材が初ゴールに歓喜の涙

昨季デビューしたロカテッリが、サッスオーロ戦で豪快な同点弾を叩き込む

 ACミランは現地時間2日にサッスオーロと本拠地サンシーロで対戦し、後半11分までに1-3と2点のビハインドを背負ったものの、そこから3点を奪い4-3の逆転勝利を収めた。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、途中出場から3-3の同点ゴールを決めた18歳の新鋭MFマヌエル・ロカテッリを「アーセナルへの『ノー』からサッスオーロ戦のマジックへ」と特集している。

 ミランの地元であるロンバルディア州にあるレッコ出身のロカテッリは、ミランユースで育ち昨季トップデビューを果たした。このサッスオーロ戦がセリエAでは6試合目の出場だが、嬉しい初ゴールとなった。後半28分、ミランのCKから相手がクリアしたボールに走り込むと、ペナルティーエリア外から迷わずに左足を振り抜き、強烈なシュートがゴールネットを揺らした。

「レッコ出身の彼は、プレーへのビジョンを持つアンドレア・ピルロをモデルにしたようなプレーヤーだ。この夏にアーセナルは彼を獲得しようとしたが、アドリアーノ・ガリアーニとモンテッラの答えは明確だった。『彼はどこにも売らない』という答えだ」

 記事では、夏の移籍市場で若い才能を獲得することに執心のアーセン・ベンゲル監督が率いるプレミアリーグの名門アーセナルが、獲得に動いたことを報じている。しかし、チームの財政状況が火の車であったなかでも強化責任者のガリアーニCEOとヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は売却を拒否。ミランの未来を背負う存在として、アーセナルに「ノー」を突きつけたという。

 

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