【W杯】英雄エトー、暴行事件を謝罪 YouTuber挑発に激昂し右膝キック「冷静さを失ってしまった」

サミュエル・エトー氏【写真:Getty Images】
サミュエル・エトー氏【写真:Getty Images】

ブラジル対韓国の試合後、W杯予選での因縁から執拗に挑発を受けて激怒

 カメルーンのレジェンド、サミュエル・エトー氏が、カタール・ワールドカップ(W杯)の試合会場で暴行騒動を起こした。エトー氏は自身のSNSで謝罪文を掲載し、経緯を説明している。

 事件が起こったのは決勝トーナメント1回戦のブラジル代表対韓国代表の試合後だ。ファンとの記念撮影に応じていたエトー氏だが、カメラを構えた男性が近付いてくると状況は一変。憤怒の表情を浮かべて男性に詰め寄ると、周囲の静止を振り切って右膝で蹴り飛ばすという行為に及んだ。

 この動画が拡散され、各国メディアが報じると、エトー氏はSNSで謝罪文を掲載。「ブラジル対韓国の試合後、私は暴力を伴う口論をしてしまった。相手はおそらくアルジェリアサポーターだ。冷静さを失ってしまったこと、私らしくない反応をしてしまったことを謝罪したい。この不幸な事件について謝罪する」として、経緯を説明した。

「数人のアルジェリアサポーターによる執拗な挑発と、日常的なハラスメントに断固として抗議する。私はカメルーン対アルジェリアの試合について、不正をしたとして根拠もなく誹謗中傷に晒されている。このW杯期間中も、カメルーンファンが同様の理由でアルジェリア人から嫌がらせを受けている」

 そして「確かにアルジェリアの敗退は残酷なものだったが、サッカーのルールと倫理に基づいた結果だ。アルジェリアサッカー連盟による抗議は却下されている。アルジェリア当局とサッカー連盟には、この不健康な状態に終止符を打ち、より深刻な事件が起こらないように呼びかけたい」とも付け加えた。

 英紙「デイリー・テレグラフ」によると、エトー氏を挑発していたのはYouTuberで、「ガッサマのことを聞いたら蹴られた」と話しているという。3月に行われたW杯最終予選のアルジェリア対カメルーンの第2戦を裁いたガンビア人主審バカリ・ガッサマ氏について、レフェリングに不正があったとの主張を続けていたようだ。

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