ケルン大迫、3戦連発ならずもポスト役として機能 首位バイエルンと1-1ドローで無敗キープ

バイエルンの開幕連勝が「5」でストップ 王者相手に大迫のポストプレーが冴えわたる

 ブンデスリーガ2戦連続ゴール中のケルンの日本代表FW大迫勇也は、1日の敵地バイエルン・ミュンヘン戦に先発出場し後半43分までプレー。得点には絡めなかったものの、的確なポストプレーで攻撃にリズムをもたらした。無敗同士の対戦は1-1の痛み分けに終わり、大健闘のケルンが4連覇中の王者バイエルンのリーグ戦開幕からの連勝を「5」で止めた。

 圧倒的にバイエルンがボールを支配する展開のなか、大迫は前線でうまくボールをキープして味方につなぐなど、献身的なプレーでケルンの攻撃をリードした。前半23分にはモデストの落としを受けると自らドリブルで持ち込み、エリア外からミドルシュートを放つなど積極的な姿勢を見せた。

 ケルンがうまくバイエルンの攻撃を切り抜けていたものの、前半40分に左サイドを抜け出したDFベルナトのクロスからニアサイドに走り込んだMFキミッヒがダイビングヘッドで押し込み、首位バイエルンが先手を取った。

 ビハインドを負ったケルンも、バイエルンと同じく開幕から3勝2分で無敗を維持する粘り強さを発揮。後半18分、右サイドMFリッセがゴール前へクロスを送ると、フリーとなったモデストがジャンプしながら右足を思い切り伸ばし、つま先でわずかに捉えてコースを変えた。届かないと読んだGKノイアーは虚をつかれて反応できず、ボールはゴールネットに吸い込まれた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング