【W杯】「誇り高きサッカー大国の終焉」 2大会連続GL敗退のドイツ、国内で「非難合戦がスタート」

グループリーグ敗退となったドイツ代表【写真:ロイター】
グループリーグ敗退となったドイツ代表【写真:ロイター】

得失点差でスペインに及ばず3位でフィニッシュ

 ドイツ代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)でグループリーグ3位に終わり、決勝トーナメントに駒を進めることができなかった。ドイツの公共放送局「DW」は、厳しい論調の国内報道をまとめて伝えている。

 ドイツはグループルーグ初戦で日本代表に1-2で黒星スタート。続く第2戦のスペイン代表戦に1-1で引き分け、追い込まれた状態で最後のコスタリカ代表戦を迎えた。

 コスタリカ戦は4-2で勝利し、日本に敗れたスペインと勝ち点4で並んだものの、得失点差で及ばずに3位フィニッシュ。屈辱の2大会連続でグループリーグ敗退となった。

 敗退を受け、MFカイ・ハフェルツは失意のコメントを残していたが、ドイツ紙「ビルト」は、「かつて偉大で誇り高きサッカー大国の終焉。W杯優勝4回、ヨーロッパチャンピオン3回、それが私たちだった」と落胆。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」も「2018年のロシアW杯後、これ以上事態が悪化することはないと思っていた。しかし、今はそれが起こりうると分かる。まさに惨事だ。ドイツはひざまずいている」と伝えた。

「DW」も「国内のスポーツメディアは暗いムードに包まれ、非難合戦がスタート」としており、ドイツ代表チームにはしばらく厳しい目が向けられることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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