【W杯|29日の見どころ】混戦のB組…イングランド×ウェールズが注目の“英国対決”、A組は敗退決定の開催国が意地を見せられるか

【グループ展望】グループAはオランダが有利、混戦のグループBは全チームに突破可能性あり

■グループA
1位 オランダ 勝ち点4(得失点差+2)
1位 エクアドル 勝ち点4(得失点差+2)
3位 セネガル 勝ち点3(得失点差0)
4位 カタール 勝ち点0(得失点差-4)

■グループB
1位 イングランド 勝ち点4(得失点差+4)
2位 イラン 勝ち点3(得失点差-2)
3位 アメリカ 勝ち点2(得失点差0)
4位 ウェールズ 勝ち点1(得失点差-2)

 この両グループは1位と2位が決勝トーナメントの初戦で対戦することもあり、お互いの結果も気になるところ。最終戦まで1位通過と2位通過がどうなるか読めないことも興味深さを大きくしている。

 グループAは基本的にオランダが有利で、エクアドルとセネガルが決戦という見方が自然だ。オランダの立場では、勝利した場合でも得失点差で2位になる可能性があることから開催国カタールを相手にリードしていたとしても最後の1分までゴールを狙い続けるだろう。一方のエクアドルは引き分けでも突破できることから、多少の慎重さを見せることになるかもしれない。セネガルは前回のロシアW杯では日本と突破を争い、フェアプレーポイントの差で逃した悔しさをここで晴らしたいところだ。

 グループBは両会場、それぞれのチームで思惑が絡み合う難しい展開になる。もし、ウェールズがリードしていてイランとアメリカの試合が同点なら、そのままの状態ならイングランドとウェールズが突破できる状態になり、両チームの利害が一致する瞬間が訪れる可能性がある。階段状に勝ち点が分布していることから、どちらの会場も勝利が絶対条件のチームがハッキリしている。それが試合の流れにどのような影響を与えるか注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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