【W杯】衝撃敗戦のアルゼンチンに批判「大失態」「失望」 母国メディアが断罪「カタールで崩壊」

メッシが先制ゴールを決めるも、逆転負け【写真:ロイター】
メッシが先制ゴールを決めるも、逆転負け【写真:ロイター】

エースFWメッシのゴールで先制もサウジアラビアに1-2逆転負け

 カタール・ワールドカップ(W杯)は大会3日目を迎え、11月22日のグループリーグ初戦でアルゼンチン代表とサウジアラビア代表が対戦。サウジアラビアが2-1で逆転勝利を収めたなか、アルゼンチンメディアから「大失態」「完全な驚き」「カタールで崩壊」と批判が巻き起こっている。

 前半10分、PKからエースFWリオネル・メッシのゴールでアルゼンチンが先制。幸先の良いスタートを切ったかに思われたが、後半3分にサウジアラビアのショートカウンターから、FWサレハ・アルシェハリにファーサイドへ叩き込まれて同点に追い付かれた。さらに同8分、MFサレム・アルドサリに左斜め45度の位置から鮮やかなミドルシュートを沈められ、後半早々に1-2と逆転を許してしまう。

 その後、アルゼンチンが何度もゴール前まで攻め込むものの最後まで牙城を崩し切れず、1-2で逆転負け。世界的にも驚きが広がったなか、コロンビアメディア「EL TIEMPO」は「アルゼンチンは初戦で予想外の敗北を喫し、36試合の無敗記録が途切れた」と報じた一方、「アルゼンチンの敗戦に対するメデイアの反応」と同国メディアの様子を伝えている。

 アルゼンチン紙「Ole」は「大失態」「完全な驚き」と伝え、同国メディア「infobae」は「アルゼンチン、カタールW杯初戦で失望」と表現。同紙「La Nacion」が「カタールで崩壊」と断じれば、同紙「クラリン」は「サウジアラビアが世界を驚かせた」と相手チームを称えた。アルゼンチンでも悲嘆と批判が渦巻く黒星となった模様だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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