【W杯】久保建英「また強い日本を見せられたら」 初の大舞台に決意「最大限できるプレーを」
「そんなに順調ではなかった」と自身のキャリアを振り返る
幼少の頃から動画が話題になり、日本のサッカーファンの間では有名な存在だった日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)。その後、スペイン1部バルセロナの下部組織に入り、日本に戻ってプロ選手となり、スペインへ戻り、レアル・マドリードと契約する。レアルではレンタル移籍が続いたが、ここまでのキャリアは良い形で進んでいるように見える。
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だが久保は「そんなに順調ではなかったと個人的に思う」と言う。それでも、「今回のW杯にもギリギリでなんとか滑り込んだ感覚があるので、逆にいろいろと『持っているな』と。W杯が開催される時期だったり、本当にいろいろ持っているなと思うので、そういったところでチャンスを与えられるかもしれないという立ち位置に今、自分がいることをしっかりと噛み締めて、チャンスがあれば、自分に最大限できるプレーをやりたい」と、キャリア初のW杯への意気込みを語った。
4年前のバックアップメンバーから、今回は26人のW杯メンバー入りを果たした。「結果だけを言うと、この場所に立っていることがすべて。この4年間、正解だったのかなと思いますが、細かく見ていくと、やっぱり難しい時期もあった。難しい選択をしてきたことに、今は自分に誇りを持ちたい」と、ロシア大会以降の自身の歩みに胸を張り、その過程のなかで、「いろんなポジションができるようになったし、平均値、アベレージが上がったと自分のなかでは思います」と、自身の成長した部分について自己分析した。
この先も日本代表を牽引していくことが期待される久保。今回のW杯については、「シーズン途中のW杯であり、(W杯が)終わってからもシーズンは続きますけれど、僕は始まる前に、『今年は2シーズンに分けたい』と言っていた。このW杯は1シーズン目の最後になる。今はここだけに集中して、日本のみなさんに、また強い日本を見せられたらいいかなと思います」と、決意を述べている。